こころの庭

『けいすけ』というアカウントでTwitterにて活動しております。放送大学で心理学を学んでおり、勉強したことのアウトプットや、読書や瞑想を通じて得た気づきを発信しております。

で、瞑想すると何がいいの?

「瞑想で人生変わる」

 

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なんてことよく聞きますよね。

この言葉を信じるか信じないかは別として、瞑想に興味を持っている方は少なくないと思います。

 僕が瞑想を本格的に初めて約半年が経過しました。

この記事では、瞑想を続けてきた結果、得られた効果を僕なりに解説していきます。

皆さんの瞑想ライフのより良い刺激になるように願って、スタートです!

 

 

 【瞑想で得られる効果】

ー集中力が上がるー

 

「瞑想すると集中力が上がりますよ」

 

よく聞く言葉ですね。

その通りです。

集中力爆上がりです。

 

勉強や作業を行う際、無音あるいは、何かBGMが無いと集中できないという人は多いですよね。

僕も音楽を聴いて、気持ちを上げたりリラックスしないと集中が保てないタイプでした。

瞑想を習慣化すると「集中とはどんな状態か」「どうしたら集中状態に持っていけるか」という感覚がつかめます。

しかも瞑想によって得た集中力は質が高く、場所を選ばないと感じてます。

一人で静かな場所にいるときはもちろん、周りに人がいても「集中とは何か」ということを体で理解しているので、ブレない集中力を発揮できるのです。

 

ー寝つきがよくなるー

僕たちの身の周りには、僕たちを眠らせまいという要因が無数に存在しています。

 

「明日のテスト、うまくいくかな。」なんて考えていたら眠れなくなってしまった。

「寝る前にインスタ見ようかな。」と、しばらくスマホの画面を見ていたら眠れなくなってしまった。

 

精神的にも物理的にも不眠の種はそこら中に撒かれていますね。

 

スマホや、まだ起こっていないことに対する不安(面接、プレゼンなど...)に共通することは「心を乱す」という要素を持っていることです。

 

しかし、僕たちは睡眠という心の安寧が最も必要な行為を目前に、あえて心を乱す要因であるスマホをいじったり、明日のことを不安に思ったりしてしまうのです。

 

しかし

「寝る前のスマホをいじる時間が数少ない安らぎの時間なんだ。」

「不安に思いたくなくても、自然と湧き上がってきてしまうんです。」

とおっしゃる方もいると思います。

 

それなら、

気休めともいえるスマホの安らぎより、より純度の高い安らぎを、

明日の不確実な不安より、今、手にできる確実な心の安寧を、

瞑想で得てみませんか。

 

睡眠の障害を遠ざけ、不安から僕らを守り、心をリセットしてくれるのも瞑想の効果なのです。

 

「寝る前にスマホを触ってしまったから瞑想しよう。」

「なんだか明日が不安だから瞑想しよう。」

という対処療法的に瞑想を行うのももちろん効果は見込まれますが、ぼくのおすすめは、断然、「瞑想を習慣化する」です。

 

なぜなら、瞑想を習慣化することで、自己コントロール力が向上するからです。

 

自己コントロール力が向上すると、そもそも「スマホを触ろうかな」だとか「明日の●●が不安だな」などと考えなくなり、睡眠という行為に集中することができるようになるでしょう。

 

寝る前の十分は瞑想を。これだけで睡眠は劇的に改善されます。

 

 

 

ー感情をコントロールし「ありのまま」を感じられるようになるー

「瞑想をすると目の前で起きる出来事をありのままに感じることができる。」

瞑想に興味がある人なら一度は聞いたことがあると思います。

でも「ありのまま」ってなんだ?どんな感じだ?

すごく曖昧なんですよね。

 

その感覚を学ぶには、瞑想によって得られる感情のコントロールがカギになってきます。

個人的に、この効果が瞑想の本質なのかもしれないと感じているので重点的に解説していきたいと思います。

 

少々、哲学的な解説になってしまいますがお付き合いください。

 

~感情がコントロールできるようになる仕組み~

瞑想をして、心を沈めていく過程で認知できていなかった様々な感情に気付きます。

感情をコントロールするには、第一に自分が認知できていない感情に気付くことだと考えます。

そもそも、存在すら認知できていなかったら、コントロールなんてしようがないですからね。

 

「感情に気付かない」=「感情に支配されている」

 

と言い換えることもできます。

なぜなら、気づかないということは、「ほぼ無防備」だからです。

気づかないゆえに、もろにその感情の影響を受けているのです。

 

「なんとなく避けてしまっていることがある」

「なんとなく固執してしまうことがある」

 

誰にでもあることですが、こういった状況は無意識の感情に支配されていると言えるのではないでしょうか。

 

ここで大切なことは、気づいていない感情も自分の一部だということです。

人が抑圧されれば反発するように、感情も抑え込もうとすれば反発します。

その感情が潜在意識にあるか、顕在意識(コントロールできる意識)にあるかは関係ないのです。

 

そして、気づいていないだけで、感情のパワーは大きいです。

心のエネルギーは無意識下の感情にどんどん吸い取られていきます

(オートでエネルギーが消費されつづけている。)

目の前の出来事に対して、無意識下の感情がバイアスをかけているからです。

では、なぜバイアスをかけるのか。

 

それは「気付いてほしいから」「認めてほしいから」です。

 

事実に対してバイアスをかけることにより、違和感を感じさせ、無意識下の感情は抑圧から解放されようとします。

 

瞑想はそういった心のどこかに押し込まれた自分の感情に気付く練習です。

そして、それを繰り返すことによって受け入れる力もついてきます。

 「なんだ自分はさみしかっただけなんだ。」

「俺は、怖がっているだけなんだな。」

瞑想を続けていくうちにこのような気づきを得ていくと思います。

(もしかしたら”気づくこと”は”受け入れること”とセットなのかもしれません。)

 

 

このように、自分の無意識下の感情に気付くことによって、感情をコントロールできるようになっていき、その分消費された心のエネルギーが顕在意識(コントロールできる意識)へ戻ってきます。

 

 

.........こうして感情のコントロールの仕組みを紐解いていくと、瞑想とは言い換えれば「自分を許す」練習と言い換えられるのではないでしょうか。

 

まとめ

ぼくが瞑想を習慣にして特に実感した効果を3つ解説させていただきました。

 

1,集中力が上がる

2,睡眠の質が上がる

3,感情をコントロールし「ありのまま」を感じられるようになる。

 

もちろんこの3つ以外にも、瞑想によって得られる効果はたくさんあります。

 

この先瞑想を続けさらに効果が得られれば、また記事にさせていただきたいと思います。

 

この記事をきっかけに、皆さんが日常生活に瞑想を取り入れてくだされば幸いです。

 

 次回は「瞑想のやり方」について解説したいと思います。

 

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